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#WEB業界
2025.04.11

コーポレートサイトとは?会社の“顔”をつくるためにまず知っておきたい基礎知識

保泉 愛
目次
1. コーポレートサイトって何?会社の顔としての役割を知ろう

-1. 「コーポレートサイト」ってどんなサイト?

-2. 他のサイトと何が違うの?

-3. あなたのサイト、本当に“コーポレートサイト”ですか?

2. なぜ今、コーポレートサイトが必要なのか?

-1. 信頼される会社には「顔」がある

-2. 営業・採用・広報すべての入口になる

-3. 古いサイトがマイナスになる時代に

3. プロが教える!失敗しない基本構成

-1. これだけは押さえたい基本ページ

-2. ターゲットと伝え方を間違えない

-3. プロがチェックする“改善ポイント”

4. まとめと感想

「コーポレートサイト」ってどんなサイト?

コーポレートサイトとは、企業が公式に情報を発信するためのWebサイトのことです。
一言でいえば、「会社の顔」となるホームページ。事業内容や会社概要、採用情報、お問い合わせ先などを掲載し、あらゆるステークホルダーに企業の存在を伝えるための窓口になります。

 

企業によっては「公式サイト」「会社サイト」と呼ぶこともありますが、どれも意味はほぼ同じです。
広報や営業、採用など複数の目的を持ちつつ、訪問者に安心感を与えることが、コーポレートサイトの役割です。

 

このサイトには、以下のようなページがよく含まれます。

 

・トップページ(会社の入口)
・会社概要(所在地・設立・代表など)
・事業紹介・サービス内容
・採用情報
・お問い合わせフォーム
・プライバシーポリシー
・お知らせ・ニュース一覧

 

これらは、企業の信頼性や透明性を高めるために重要な情報ばかりです。
特にBtoBビジネスでは、初対面の取引先がまずチェックするのがこの「コーポレートサイト」です。

他のサイトと何が違うの?

「ホームページ」と一口に言っても、世の中には様々なタイプのWebサイトがあります。
その中でコーポレートサイトとよく混同されがちなのが、LP(ランディングページ)、ECサイト(ネットショップ)、採用サイトです。

 

それぞれの目的を整理すると、以下のようになります。

 

サイトの種類 主な目的 内容の例
コーポレートサイト 企業情報の発信・信頼構築

会社紹介、サービス概要、問い合わせ

LP(ランディングページ) 特定商品の訴求・集客 商品情報、申込み・購入ボタンなど
ECサイト 商品の販売 商品一覧、カート機能、購入フローなど
採用サイト 求人応募の促進 募集要項、社員インタビュー、福利厚生

 

コーポレートサイトは、上記のいずれとも異なり、会社全体を伝える広報的な役割を担っています。
言うなれば「会社の公式メディア」。一部の目的に特化した他のサイトと比べて、幅広く情報を発信するのが特徴です。

あなたのサイト、本当に“コーポレートサイト”ですか?

ここで一度、自社のホームページを思い浮かべてみてください。

 

☑会社紹介ページはありますか?
☑サービスや事業内容は、誰が見ても理解できるように書かれていますか?
☑問い合わせ先はすぐに見つかりますか?
☑スマホでも見やすいですか?
☑情報は半年以内に更新されていますか?

 

もしこれらにひとつでも「No」があるなら、それは「コーポレートサイト」としての役割を十分に果たしていない可能性があります。

 

「ホームページがある=コーポレートサイトがある」とは限りません。
形だけ存在していても、内容が薄かったり、ユーザーにとって使いにくかったりするサイトでは、ビジネスチャンスを逃してしまいます。

特に、問い合わせや採用の入口になるようなページが整っていないと、企業としての信頼感や機会損失につながることもあります。

今のサイトが“会社の顔”になっているか、ぜひ一度チェックしてみてください。

信頼される会社には「顔」がある

今や、企業の第一印象はWebで決まると言っても過言ではありません。
名刺交換をしたあと、商談前、採用エントリー前…
相手がまず見るのは会社の公式サイトです。

 

どれだけ立派なサービスを展開していても、ホームページがない、あるいは見づらい状態だと、それだけで不信感を持たれることもあります。
企業の「顔」であるコーポレートサイトが、しっかり整っているかどうかは、そのまま信頼度に直結します。

 

さらに言えば、「見た目が古い」「更新されていない」「スマホで崩れている」といった見た目の問題も、信頼を損ねる原因になります。

 

企業がどれだけ誠実で実力があっても、その姿を見せるメディアがないと伝わらない。
だからこそ、「顔」としてのコーポレートサイトが必要なのです。

営業・採用・広報すべての入口になる

コーポレートサイトの強みは、「1つのサイトで複数の役割を担える」ことにあります。
具体的には、以下のようなビジネス活動すべての入口になります。

 

【営業】事業やサービスの紹介ページを見て問い合わせに繋がる!

【採用】会社の雰囲気や理念を伝えることで応募者が集まる!

【広報】ニュースや実績を発信してブランドイメージを強化する!

 

このように、情報発信のハブとして機能するのが、コーポレートサイトです。
オウンドメディア(自社運営のメディア)の役割も持ち、コンテンツの発信源としても重要なポジションにあります。

 

さらに、ネット上では24時間いつでもアクセス可能!
つまり「24時間365日働いてくれる営業マン」としても活躍してくれます。

 

問い合わせフォームや資料請求、求人エントリーフォームなどが整っていれば、ユーザーのアクションもスムーズ。
会社の公式情報がきちんとまとまっていることで、安心感を与える効果も大きいです。

古いサイトがマイナスになる時代に

数年前に作ったまま放置されているWebサイト、思い当たる方も多いのではないでしょうか。
実はこうした“手つかずのまま”なコーポレートサイトは、企業の印象に悪影響を与えてしまうことがあります。

 

例えばこんなケースです。

・「最終更新:2019年」で止まっているお知らせ一覧…
・トップページの写真が不自然に古い…
・スマートフォンで見たときに文字が小さすぎて読めない…
・「問い合わせボタン」がどこにあるのか分からない…

 

これらは全て、“信頼できる会社かどうか”を判断する材料として見られています。
実際、Webサイトの印象が採用応募や新規案件の有無にまで影響した、という事例も少なくありません。

 

「別に見た目なんてどうでもいいでしょ」と感じるかもしれませんが、それはあくまでも社内目線。
外から見ると、「この会社、本当に今もちゃんとやってるのかな?」と不安に感じられる要素になります。

 

逆に言えば、見やすく・分かりやすく・更新されているだけでも、大きなアドバンテージになるんです。

これだけは押さえたい基本ページ

コーポレートサイトを作る上で、まず気になるのが「何を載せればいいのか?」という点です。
派手な演出や凝ったデザインもいいですが、基本ページがそろっていないと、どれだけ見た目がよくても意味がありません。

ここでは、最低限用意すべき代表的なページを一覧で紹介します。

 

1. トップページ
会社の第一印象を決める最重要ページ。コンテンツの入口として、事業の強みや魅力がパッと伝わる設計が必須です。

 

2. 会社概要
所在地、設立年、代表者、資本金などの基本情報を記載。信頼性の確認として、BtoBでは特に見られます。

 

3. 事業紹介/サービス紹介
どんな製品・サービスを提供しているのかを、具体的に紹介するページ。ビジネスモデルがわかるようにしましょう。

 

4. お問い合わせフォーム
電話番号だけではなく、フォームを設置することで気軽に連絡しやすくなります。個人情報の扱いに配慮し、プライバシーポリシーの掲載も忘れずに。

 

5. 採用情報(必要に応じて)
求人を出している企業は、職種や待遇だけでなく、社内の雰囲気や社員の声なども掲載すると効果的です。

 

このようなページ構成を土台に、「誰に、何を、どう伝えるか?」を設計することが、失敗しないサイト作成のカギになります。

ターゲットと伝え方を間違えない

どんなに立派なコンテンツを用意しても、「誰に向けたメッセージか」が曖昧だと、響きません。
企業が情報発信するなら、必ず「ターゲット」を明確にしましょう。

 

例えば、建設業であれば以下のようなパターンがあります。

・取引先の法人:実績や安全性を重視
・採用希望者:職場環境や成長性に関心がある
・地域の住民:企業の信頼性や社会貢献を見ている

 

それぞれに刺さる文章の言い回しやビジュアルは当然違います。
つまり「伝える相手に合わせて、伝え方を変える」のが基本です。

 

また、難しい専門用語を並べるよりも、誰が読んでも理解できる文章で構成することが大切です。
読みにくい、分かりにくい、量が多すぎる、というだけでユーザーは離れていきます。

プロがチェックする“改善ポイント”

私たち制作会社が初めてサイトを見るとき、つい目がいくポイントがあります。
それは「構成」「導線」「信頼性」の3点です。

 

以下に、よくある失敗例をまとめました。

 

▲メニューが分かりにくい
グローバルナビゲーション(上部のメニュー)が複雑だったり、カテゴリ名が抽象的だったりすると、ユーザーは迷います。

 

▲CTA(行動導線)がない
「お問い合わせはこちら」などのボタンがなかったり、目立たない位置にあると、せっかくの訪問者を逃します。

 

▲写真や文章が雑
画像が古い/画質が悪い/社内の雰囲気が伝わらない/改行がなくて読みにくい……。こうした細部の“雑さ”は、意外と目立ちます。

 

これらは、ほんの少しの意識で改善できるポイントです。
テンプレートでは伝わらない「らしさ」や「誠実さ」が出せると、ぐっと良い印象になります!

 

特に、ユーザーが迷わない導線設計と、安心して問い合わせできる雰囲気づくりが重要です。
細部まで意識されたデザインと構成こそ、コーポレートサイト成功の近道といえます。

まとめと感想

コーポレートサイトとは、「会社の顔」として、公式な情報を発信するWebサイトのことです。
ただ“あるだけ”では不十分で、誰に・何を・どう伝えるかをしっかり設計することが、信頼される企業への第一歩になります。

 

今回ご紹介したように、

☑必要なページ構成が整っているか
☑自社の魅力や強みが正しく伝わっているか
☑スマホや現代の閲覧環境に対応しているか

これらを見直すだけでも、コーポレートサイトはぐんと良くなります。

 

そして何より大事なのは、「伝える意思を持つこと」
サービス紹介も採用も営業も、すべての入口になるこのサイトが、“今の自分たちの姿”をきちんと語っているかを、ぜひ見直してみてください。

 

「社内にWebの知識がない」

「何から始めればいいかわからない」

そんな方でも大丈夫です。
私たちは、企画・構成からコーディング、制作後の運用まで、まるごとサポートしています。

 

「そろそろ本気でサイトを見直したい」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。
一緒に、あなたの会社らしい“顔”をつくっていきましょう!

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