『君と宇宙を歩くために』を読もう

こんにちは。
皆さん、最近漫画読んでいますか？
私は読みたい！と思った時わっと大人買いしてわーっと一気読みするタイプなのですが、その中で特に面白かった「君と宇宙を歩くために」という漫画を紹介したいと思います。

この作品は「マンガ大賞2024」も受賞した期待の新星作品なのですが、私が純粋にすごいと思ったのが、
とにかく１話で心を掴まれるという所です。

まず１話が94ページもあってビックリするのですが、あっという間に読めるので是非読んでみてください。

あらすじとしてはヤンキーの小林と変わり者転校生の宇野という一見正反対ですが、実は“普通”ができないという共通項を持つ二人を取り巻く日常ものです。

私がこの作品をすごいと思ったもう１つの理由は、時代設定が「平成」だということです。

令和の今、“普通”ができないというと発達障害・ADHDという言葉がぱっと浮かぶかもしれません。

ただ10~20年前だとどうでしょうか？

私が小林くんや宇野くんと同じくらいの年齢の時はまだ“普通”ができない＝努力が足りない・空気が読めないという考えがメジャーだったように思います。

生きづらい人が透明化されていた時代だからこそ描けるもの・気付けるものがあるような気がして今後の展開も楽しみな作品です。

「君と宇宙を歩くために」は「マンガ大賞2024」受賞作品という話をしましたが、こういった新しい且つ面白い漫画を見つけるのに漫画賞・コンテストをチェックするのはとてもオススメです。

最近では、今年の「次にくるマンガ大賞」のノミネート作品が発表され、現在投票受付中です（7月8日(月) 11:00まで）。

これを機に新進気鋭な漫画に触れてみるのはいかがでしょうか？

次にくるマンガ大賞2024